機嫌

ある日父の機嫌が悪かった

 

父は本質的にはネガティブな人でよく愚痴を言う

 

この度も投げやりな言葉を使い、嫌な雰囲気を撒き散らしていた

 

僕はその時気持ちが落ち着いていたのでそれに付き合うわけでもなく受け流していた

 

その時にふと思う

 

人間が後天的に身につけたようなこういった考え方にしようとか、こう行動しようという類のものは実は衣みたいなものですぐに剥がれてしまう

 

父のことを嫌な人だとか最悪な人だとも思わないけれど、父のような血の繋がった、そして身近な人だと何が衣で何が身なのかわかるところがある

 

そういった意味ではつまりは自分を受け入れることしか出来なくて、頑張って変えようとということ自体が無意味というか、逆効果なんじゃないかと思うことがある

 

まだこの辺りは自分なりに整理できていないな