知り合いのお爺さんの話
そのお爺さんの家にぶらりと遊びに行ったら、Yahooにログインが出来なくなったとのこと
ログインできないからヤフオクとかメールとかが使えない。まぁ困っていたわけだ
だからログインできるようにしようとするのだが、IDやパスワードもお爺さんはうる覚えで、うまくは進まない。
色々調べていくと、単にIDやパスワード問題ではなく、アップロードやバージョンが絡む、少し複雑な感じだとわかった。
それはお爺さんではわからないから俺が代わりに調べていた。
で完全原因まではわからないながらも、何となくここに問題がありそうだと言うところまで行った。しかしそこからはわからなかった。
でお爺さんは別の用事で翌日docomoショップに行くそうだ。
という事で、docomoショップの人にバージョンについての聞いてほしいと俺からお爺さんに言った。しかし勿論お爺さんではその説明はできないだろうから、俺がdocomoショップの人にこのメモを見せてわかるようにした。
で結論はどうなったか
お爺さんは始めから初期化すればいいみたいな意見を持っていた。。
俺は初期化するのは最後の手段で一旦元々のIDとパスワードで元通りログインできるようにする方法を探っていた。
そもそも前述したように、単にIDとパスワードの問題ではなく、バージョンの問題がありそうなわけで初期化しても問題解決出来なさそうだったし。
しかし結論はお爺さんはdocomoの人に俺からのメモを見せず、初期化するにはどうすればいいか?と尋ねていたそうだ。
俺はお爺さんとコミュニケーションを取るのって疲れるなと思った。
やってあげてるって気持ちがあったわけでもないのだが、色々調べて対応した事が伝わっていないのか、なんなのか。
一つは老人特有の能力的にわからなくなっているというのはあるだろう。しかしそれだけではなく、頑固というか意見を曲げない、というマインドがそうさせてしまうところはあるように思った。
お爺さんはパスワードとIDを初期化すれば直ると頑なに信じていた。だから俺からの解決策のメモの事は忘れていたのか、鼻から頭に入れていないのか、
人の話を聞いていないのだ。しかし彼の人生は人の意見に耳を傾けなかったからこそ、彼らしいとも思う。そこには一定の尊敬はある。
しかし疲れた。