今日、ふととても重要な事に気づいた
俺はたまに親父が夢に出てくる。
それはこの日記にもメモとしてあるのだが、出てくる親父とはほとんどケンカだ。
時が流れるにつれて親父との関係性も微妙に変化している。しかし俺はおそらく親父との関係性に問題がある。
一つは親父は俺のことを本当に好きなのだろうか?という疑問があることだ
それは親父から俺への目線。
大切だとは思っていると思う。しかし好きだと思っているのか。
大切と好きは違う。俺は好きな方が重いと思う。
モノには重要(大切)というが、愛とは言わない。愛は好きだ。
次に俺からの親父への目線。
俺は親父を父性的な意味で親父だと思っていないのでは無いか。
父性的な意味というのは、頼りになる、道を示してくれる、見本になる、守ってもらえる
そんな意味だ。それら全て親父に対して感じていないように思う。
中学ぐらいから親父が俺にとって相談相手ではなくなった。親父が何か俺の感じている問いへの回答を持っているとは思えなかったからだ。
それは普段の姿を見て思った。
仕事の愚痴を母親に聞かせている。
世間の目を異様に気にするところがある。
そんな姿だ。
ふと気がついてしまったのは、俺は父性的な意味で親父を小さい頃から求めていたのではないか。
本当は不安な気持ちを誰かに導いて欲しいという気持ちがあったのではないか。
それが満たされずにどこか自分をありのままとして認めて欲しいと思っていたのではないか。
それが叶わないから、何か世間が良いとされる階級で勝ち上がる事を価値として生きていたのではないか。
そして俺の自己肯定感の低さは、その親父と俺が似ているからではないか。
同族嫌悪。身近な、血が入った肉親の親父のネガティブな側面と俺が似ていて、嫌悪しているのでは無いか。よく考えればそっくりでは無いか。
そう考えると全てが辻褄が合う。
問題の本質はそこにあったのではないだろうか