ふと思った事を
僕は前在籍していた会社でずっと降格人事にあった。
その会社やその人たちは変な人たちではなく、優秀で良い人達だった。
だからがゆえ余計にしんどいところがあるのだが、そこはさておき
みかねてなのか、上司3人と定期的なコーチング的なものを受ける事になった。
しかしこれが僕の怒りと悲しみの原因だった。
やっている事の本質は、つまり僕の課題を自分自身で認識させ、次のコーチングまでにそれを直させるということ、治させる、という事だった。
それは文字にすれば合理的で何もおかしいことでは無い。反論出来ないのだ。
しかし僕はこの営みがたまらなく嫌だった。そして何故嫌な気持ちになるのか、あまりうまく言葉に出来なかった。
しかし何となくいい言葉が見つかった。つまり
今のお前ではダメだ。だから治せ。
っていうメッセージを送られ続けられたわけだ。
それが正当性があろうがなかろうが、そんなメッセージを貰い続けたらおかしくならないだろうか、感情的に苦しくならないだろうか
こう考えると自分の中で反論が湧き出てくる。
だってお前(俺)に課題があるから仕方がねーやろ
って
だから黙るしかなくなる。ではその人やその中で自分が評価され生きていくには自分を治さないといけない。今の自分では居てはいけないからだ。
その逃げられない中、強者からの評価、他人からの価値観、に合わせようと毎日を送っていて苦しく無いわけがない。
自分でいてはいけないと言われているのだから。
その時僕が努力していなかったのならわかるけど、もう十分に努力はしていた。
これ以上治すことは自分には出来なかった
そして力ずくの脅し、それが降格人事だ。
その中にいて苦しく無いわけがないじゃ無いか。仕事が楽しいわけないじゃないか。
それなのにまだ自分を責める。プライドがあるとか。
自殺まで考えているのに、何故自分を労らないのか。何故自分を責めるのか、自分自身でいてはいけないのか。
もっと自分を労ってもいい。
そうでないと死ぬと思う。このままでは