好きという気持ち自体も深く掘り続ければ勘違いみたいなところはあるだろうけれど、あまり考えずに言えば好きというのはコントロールが効かない身近な事だ
例えば僕はナンバーガール が好きだ
あのバンドから、曲から、様々なことを多分学び影響を受けている
音楽も好きな方だとは思う
ただその好きのレベルはどの程度だろうかと思うとあまり高くもないのではないかと思う
何故ならば能動的に新しいバンドや曲を自分から知っていこうという行動を起こさせるほどのものが自分の中にない事はわかっている
以前は音楽が好きで、センスが合う友人がいたからそのツテを通じて知っていったが、その人脈も無くなったので完全に自分で探すしか無くなった
そうなると自分のセンスだけで見つけてくる事の億劫さを本音は感じている
ナンバーガール の曲も初めて聴いてハマったわけではなく何度も何度も聴いて良さが分かり、そしてその曲の中でも凄く好きな曲が出来てきた
そしてナンバーガール の曲は全て知っているものの、未だにそれほど好きでもない曲も実際にはある
つまり積み重ねがあって、好きなのだ。
多分一回聴いても何とも思わないのだと思う
好きになるのに理屈はあまりない
何かカッコいいと思うかとか
何故カッコいいかはその後の話で
何故カッコいいかを考えてから作品を作っているわけでもないとは思う