デンマークに旅行した時の印象の一つにホームレス人の多さだった
際立って多かったわけでもないが、海外旅行に慣れていないためかチラホラ見かけるホームレスが目についた
デンマークは幸福度が最も高い国と言われている
そのランキングや調査の信憑性は怪しいものだが、良くも悪くも火のないところに煙は立たないので何かしら幸福度が高い要因はあるだろうと思っていた
そういった何となくの思い込みがあったのもあり、ホームレスを見かけ、結局どこの社会も資本主義の構造は同じなのではないかと思い直す事になった
想像以上ではないものの北欧の冬は寒い
当然ホームレスの人もあったかく安全な所で寝たいはずだ。
何故外で寝ているかといえばお金がないからだと思う。
何故お金が無いかといえば仕事が無いからだと思う。
何故仕事がないかといえば《色々な意味で》能力がないからだと思う
つまり能力が無いから最底辺まで落ちて今の暮らしになっているのだと思う
それは結局能力というヒエラルキーの中で弱者だからだと思う
僕も含めてだが、人々の多くは路上で生活するホームレスに見向きもしない
100円ですらあげない
それはデンマークでも、日本でも同じだと思った
人間の本質的な部分はどこの国も変わらないのだと思う
それは事実としてその中でどのように生き抜いていく事が僕にとっての幸せなんだろうか