お爺さんの友人がいる。
友人というか、元々は僕が行っていた塾で先生をしていた人。年齢は75歳ぐらいか
友達と言いたいぐらいなので、いいキャラをしている。言い換えればゴーイングマイウェイの変わり者のお爺さん。たまに会う
こんな事があった
僕はタンザニアに旅行にいくのだが、それを伝えた。すると、そのお爺さんから
タンザニアは経済発展していないからモノがない。しかしスマホはあるからタンザニアの小学生は本ではなく、スマホで勉強している。
と言われた。事実としては経済発展は遅れている。そしてスマホは一部の人は持っている。しかし、小学生がタブレットで勉強しているというのは聞いた事がない。
少なくも僕が行くところはスマホは勿論、本もないため、物資支援に行くわけで…。
なのでこう言った。
都市部でそういった学校があるんですか?なんかで見たんですか?
…つまりちょっとカチンときたのだ。
この話だけではなく、これまでの関わりから多分知ったかぶり、または想像なんだろうなぁ、と思ったのだ。
言い方は悪いが年寄りの戯言を流せなかった。なんか引っかかってしまったのだ。
一般的によくこうゆう表現を聞く。
外国では〜、とか、日本人は〜とか。
僕はこう思う。
外国って日本以外は外国な訳やからどこの国を指しとるのか?みたいな。
この時に外国ってどこの国ですか?見たんですか?って聞くのは野暮だ。ただの偏見や思い込みで言っているだけだ。追求しなくていいのだ。
僕はこの時先生に対して、ふーんと流せる余裕が無かったのだ。どこか、こういった事実と違うことをさも知ったかのように話されることにイラついていたのだ。
僕は今もそれほど会う中でも無いが、やはり少し距離が必要だなと思った。これが友人ではなく、介護をしている仕事ならば流せただろう。