修行の方が楽だということについて

南さんの講義の中でいくつか印象的だった話がある

 

南さんが20年修行した永平寺という寺は厳しいようで、刑務所よりも全然厳しいとのこと

 

しかし南さんはそれを世俗よりも楽だと表現していた

 

人間の悩みの元は

お金

人間関係(異性も)

名誉

 

この3点であると言っていた

 

永平寺で修行をこの3つに煩わされる事がないからだ

 

お金も使う先がないし、人間関係は入門したもの順の縦社会である種ルールが確定されているので揉めにくかったようだ。名誉?は何かよくわからないが

 

ただ今講義を思い出して書いてみると、とは言っても記憶を消すことは出来ないから色々な葛藤はあるだろうとは思うけれど

 

ただ仏教の思想と生活の本質はここにあるだろうなと改めて思った

 

僕も2週間座禅合宿に行った事があるがそのときはまさに上記3つに煩わされることは無かった

 

だから毎日確かにリラックス出来ていた

 

しかし難しいのはそういった生活を一生涯続ける事は結局のところ無理なのだ

 

少なくとも僕には

 

欲望を求めてそういった渦巻に自分から身を投じてしまう

 

そして悩みまた仏教に救いを求めてしまう

 

そんな感じを繰り返して生きている