ナルシストと水の淀み

ナルシストは基本的に欲求不満だと思う

 

何故ならば自分は優位であるという思い込みが根底にあるからである

 

しかし当然ながら現実社会ではそうはいかない

 

あらゆる観点で自分よりも優秀な人はいるし、自分が欲しい物を持っている人がいる

 

ナルシストの良いところは名誉欲を始め、そういった得たいという強いエネルギーがあるためそれが努力に変換されることだ

 

その中から本当に成功者が生まれる

 

社会で成功するために成功したいと強く思っていることは必須だ

 

成功したいというエネルギーがそもそも少ない人にやはり成功の確率は低いだろう

 

そういった、良い面もあるにはあるのだが基本的にはマイナスの方が大きい

 

何故ならば常に自分の理想と起きる現実に折り合いをつけられないわけだから日常が不満であり、常にストレスを感じながら生きる事になる

 

この常に感じているストレスというのは心の水が汚れる、まぁ厳密には自業自得で汚しているのだけれど、状態になる

 

汚れるというのは仏教的には貪瞋痴がより強くなっている状態だろう

 

汚れた水で育つ作物は汚れる、エグミが出る、それは摂理

 

だからナルシストに嫌な印象を受けるのはその為だ。常に感じているストレスからその野菜はエグんでしまっているわけだろう

 

エグんで育ってしまった状態から水を綺麗にして育ち直すのは相当な力が必要だ

 

というか相当な時間をかけるか、ショックがない限り難しいだろう

 

なんとなく自分を通してそう思う