5欲について

昨日は仏教のセミナーに参加して一つ勉強になった

 

人間の欲の主は5欲あると

食欲、色欲、睡眠欲、財欲、名誉欲

 

それ以外にも欲の種類はあるけれど5欲と呼ばれているもの

 

その中で気になったのは睡眠欲。

睡眠欲とは文字通り寝たいという欲求なのだが、意味としては寝るという行為だけではなくて、ラクをしたい。という意味だそうだ。

 

僕はかなり当たり前の事ではあったが妙に

考えた

 

この5欲におさらないような別の欲求ももちろん人間は持っているが、仮にこの5欲がメインとして考えた時に人は毎日毎度この5欲を満たそうと行動しているとも言える

 

つまり本人が何を望んでいるか、何を欲しているかによって日常の選択一つ一つが変わるということだ

 

睡眠欲よりも名誉欲の方が高ければラクをしたいという目の前の欲求よりも、その名誉欲が満たされるような努力をすることになる、

 

しかし逆であれば名誉欲よりも睡眠欲の方が勝っているわけだから当然楽をしたいという選択を取ることになる

 

そう考えると自分の持つ煩悩の種類によって人生が変わってくると思うし、その求める煩悩

の種類や強さなどはつまり人からはコントロールできないのかもしれないな

 

僕からみてすごく自堕落で仕事をしたことがない友人がいた。当時僕は僕の価値観の元社会適応できるように声をかけてみたが岩のように価値観も行動も変わらなかった。

 

僕は虚無感を感じた。

しかしふと思う。その人は睡眠欲という煩悩が強いのだろう。そして名誉欲も多分強い。

名誉欲は努力が必要だから多分それを得ることはできないだろうと

悟り諦めたんじゃないだろうか。

 

そしてつまりは睡眠欲に流された。ラクをしたいと。

 

凄くシンプル、かつ本質。他人は人を変えられない。変えられるとすると5欲の

組み替えだろうなと思う