本当は残酷なこと

自分の事は棚に上げていうと…

 

職場にこの仕事に適していないだろうなと思う人がいる

 

その人は意欲がないわけでも、頭がすごく悪いわけでもない。単純にこの仕事をする事が向いていないように僕には映る

 

しかし明確に問題を起こすわけではないし真面目な人なので逆にその適性の無さが露わになっていない

 

そしてこの仕事は手を動かしていれば終わるという類のものではない

 

その方は40歳。子供もいる

 

想像するに辞めるにせよ、道を変えるにせよ、決断する事は大変だろう

 

以前の会社はフルコミに近いので適性がなければ自然淘汰された

 

今は適度に守られてしまっているから自分の実力や適性がハッキリ突きつけられていないように思う

 

それは逆に残酷な事かもしれない

 

もっと歳を取り、真面目さや協調性だけでは仕事を遂行できなくなる歳になり、今のままを続けるのであれば居場所がなくなるだろう

 

真面目さや協調性に強みがあるのであればそれを買ってもらえる先に自分を置いた方がいい

 

歳を重ねれば余計に背負うものが大きくなる

 

執着する

 

 

と一連を書いて、それをそのまま自分ごととして捉える

 

僕も同じかもしれない

 

そして道を変える事への怖さや重たさ、決断の大変さはよくわかる

 

しかしだから決断。決めて断つ。

 

自分の人生なんだからな