戻るに戻れなかったんだろうな

元官僚の親父がひきこもりで家庭内暴力を振る息子を刺殺した

 

痛ましい事件だ

 

報道レベルの背景を聞いていると色々な意味で悲しいというか虚しいという気持ちになる

 

僕はひきこもりでも家庭内暴力でもないけれどその殺された息子側に似ている要素がある

 

想像するにその息子は引くに引けない状況に陥っていたのではないかな

 

社会は合理的に出来ているから自分たちにとってマイナスになるようなことはしない

そのひきこもりの彼を受け入れるメリットがない

 

それは時間が経つにつれてよりメリットは少なくなり、受け入れるデメリットが大きくなる

 

すると結局は居場所がなくなる

 

しかし心臓は動くから死ぬわけにはいかず、そのまま奈落に落ちていく

 

そんな感じだろうか

 

しかし社会のせいには出来ない

 

社会というのも自分の一部であり、自然の一部だからだ

 

誰のせいでもなく、自然の摂理なんだと思う